憧れや理想が苦しくなったら見直す
「こうなりたい」
「あんな風になるのが目標」と思って生きる時期もあると思います。
その中で、目指していたのにどうしても自分にはできないとか、なぜだか運が味方してくれなくてそっちの方向に行けないということがでてきたりもします。
そういう時は、まだその時期じゃないという場合もありますが、もう一つのパターンの、『目指していた時分像は、実は人生の中で真に目指すことではなかった(フェイクだった)』ということもあったりします。
若ければ特に、「自分の未来は無限大」「何にでもなれる」と思える分量は多めだと思います。
そういう時期に憧れたものの中には、世間のバイアスが働いていたり、前の時代につくられた観念のもとに描かれた理想も混じっていることがあります。
それは「本来の自分らしさ」とは違う方向を目指させたりするものです。
そしてその違った理想は、いつか自分に辛さを感じさせてきます。
そうやって自分と向き合う時間がやってくるのです。
そこで自分の内側を良く知って、新たにより自分にしっくりくる方向へ転換していきます。
大事なのは、自分で自分を辛くしている時に、それに気づいて立ち止まり、自分を知って自分を大切にすることです。
辛くても自分に鞭打って、自己否定しながら自分に合わないものを目指し続けることは、本来の自分に反することなのです。
(私もさんざんやってしまい、PMDDの発症のきっかけにもなりました)
自分を知る、内側をみることは、丁寧に焦らずじっくり付き合っていくのが結果的に逆戻りしにくいです。
一度に全部解決することを期待し過ぎず、小分けに出てきたら、その都度向き合ってあげるのが良いかと思います。
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