自分を知っていくためのワーク:特にマイナスな感情を紙に書き出してみる
紙に書き出すことは、色んなところでよく聞くワークだとは思いますが、知っていても実際にやっている人はその中のどれくらいかなと思います。
メソッドは改善のための義務じゃないので、基本的に自分がやりたいときにやれば良いのですが、モヤモヤやイライラや不安が溜まりそうなときには割りとおすすめのワークになりますので、簡単ですし、取り敢えずやってみてはと思います。
● 自分を知る内観のワーク:マイナスな感情を紙に書き出す
①マイナスな感情が出てきたら、そのまま出るだけ全部、紙に書き出す。
(字の書き方や言葉遣い、文の整合性も気にせず、出てきたままを書く)
②それらを「こんなひどいこと書いちゃった!だめだよね」とか、自分を責めたり、良い悪い、白黒とジャッジせずに、「自分はそう感じているんだね」と眺める。
それ以上、その書いた内容についてどうこうしようと(解決しようと)しなくて良い。
ただ、相槌を打ったり、こんなに頑張ってえらいねなど、自愛の姿勢が出てきたらそうしてあげる。
眺めているうちにまた出てきた感情は、また書き出す。
③書いた紙は捨てても良いし、捨てなくても良い。
(もう見たくない、ひょっこり出て来られたら困る、というなら完全に捨てる)
それだけで何が変わるの?
②で、書いたのをただ眺めて何になるの?と思うかもしれませんが、ちゃんと水面下で効いているんですね。
このときに、目に見える大きな変化や効果を期待しないことが大事です。
自分の頭の中身を書くこと、それを文字として見ることが、じわじわと作用してくるんです。
自分の感じたことを「知る」→「そのままの自分を受け入れる」練習になり、自他への批判やジャッジ、不満や不安も軽減していきます。
自分もこのままでいいし、他人もコントロールしなくていい、と思えてきたらいいですね。
マイナスな感情は無くそうと思わなくて良い。
感情が出てくるのは自然なことなんですよね。
今回も読んで下さり、ありがとうございます。
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