嫌いなものを無理に好きにならなくて良い
「嫌いなものは嫌い」それでいいのです。
多くの人に人気があるようだけど自分は好きになれない、ということは誰にでもあります。
それを素直に認めてあげるだけでいい。
その対象を攻撃したり、わざわざ下げたりしなくていい。
そんなことをすると、ますます「自分はこうでもしないと自我を保てない弱い人間なんだ」ということを自分自身に刷り込んでいき、そういう現実を体験してしまうから。
嫌いなものは嫌いでいい。
ですが、その設定の自分を繰り返し持ち続けようとしないほうが、軽やかに生きやすいと思います。
繰り返しとはどういうことかというと、「私はこういうのが嫌い!」を、事あるごとに再確認するように何度も何度も感情を味わう作業をしたりすることです。
そうすると、過去から未来までずっと、そういう感情が起こる出来事が繰り返されてしまいます。
「嫌い」がいつか、「そんなに嫌いでもない」になっていくかもしれない。
その余地をほんの少しでいいので設けておく。
あとからそれが、嫌いという設定や観念を、一時期持っていただけだったんだと気づくかもしれません。
「嫌い」だけでなく、自分につくっている全ての設定に関して執着しすぎないことが、これからの時代に必要な要素のひとつなのではないかと感じています。
今回も読んでくださり、ありがとうございます。
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