惑わされない操作されない「読み解く力」
動画や広告などで不安や心配などを「煽る」「掻き立てる」物がたまにありますよね。
それらは、ネガティブな感情を使って自分たちに都合よく操作・コントロールしたいから煽っていたりします。
それらに影響を受けてしまうのは、それらの言葉を信じているから。
それが真実だから信じるのではなく、受け取った人がそれを「真実と思っている」から信じるんですね。
例えば、「こんな人はこうなる」という煽り文句があったとしたら、まず「こんな人」とはどんな人かの定義が明らかにされていないと正確に受け取れません。
そして、「こうなる」とはどうなることなのかについても同じです。
片方でも定義が違っていたり、2つ合わせて違和感があったら、もうその理論は自分にとっては成り立たなくなるのです。
そういった宣伝文句は、大体は曖昧で色んな意味を含んでいるので、全員の持つ定義が完全に一致することはありません。
例えば、「いい人」の定義は人それぞれ。
決定的な真実を決めるのは難しいですよね。
そして常に100%完璧に全方位で良い人なんて人間には無理ではないでしょうか。
その時点で宣伝文句が当てはまらない事象が存在するのです。
そもそも100%確実なことは改めて煽る必要はないのです。
そう突き詰めて整理してみると、惑わされたり、無駄に気持ちが揺らいだりせずに済むのではないかと思います。
生活は、快適に無理なく自分に合ったものが、きっと最適なんだと思うんです。
生き方も辿る道も人それぞれなので、多数派に当てはまらなくてもどうということはないのです。
自分を生きることが何より大事です。
0コメント