【PMS・PMDD/私の履歴②】妊娠と出産を経て
前回の【PMS・PMDD/私の履歴①】の続きになります。
改善へ向けてスタートし始めた私です。
○婦人科と妊娠と出産
・気持ち
結婚後、自分の症状がPMSとPMDDとわかり、方向が見えてきたので、あとは進もうと思っていました。
・症状
体の症状は、だるさ、眠気、上半身に血がのぼる感じ。
痛み系は無し。
精神の症状は以前と変わらず、情緒不安定、怒り、不安、いつもより敏感な感受性、という感じ。
まずは婦人科で診断、適切な治療をしてもらいたいと思いました。
そして婦人科へ行ったのですが、症状を伝えると、特にPMS・PMDDと診断されることはなく(その時はまだでしたが、2013年からDSM5において、PMDDはうつ病の一種に分類されています)、月経前のよく見られる症状だとも言及されることもなく、いまある症状に対する「対処療法」という姿勢でした。
私は、詳しく原因を知ったり、根本治療を求めていましたが、ちょっと違いました。
まだ病院では、PMSやPMDDに対して積極的に取り組まれていなかったのですね。
そして漢方薬を続けてみましょうということになり、私は「当帰芍薬散」を処方され、一年ちょっとくらいでしたか続けました。
心身ともに思ったような効果は感じられず、別の漢方薬を処方されましたが、そちらも効果は感じられませんでした。(私の場合は、です)
そして毎食前に飲まなければいけないというのもちょっとストレスになっていました。
そんな中妊娠しまして、その病院で検診してもらうと、子宮筋腫ができていることが発覚しました。まだ小さく症状も全く無いので、様子見となりました。
妊娠中はホルモンバランスが変わり月経も無くなるため、PMS・PMDDの症状は感じられず、取り敢えず出産へ向けて心身を整えたり、色んな準備をしたりして過ごしました。
仕事も休職し、ゆったり過ごせていたと思います。
※でもPMS・PMDDの根っこが無くなったわけではなく、後から考えると妊娠中はいったんわきに置いといているような感じでした。
そして出産し、しばらくは授乳のため月経も来ず、育児に意識が向く毎日でした。
仕事も再開し、赤ちゃんがいる生活にも少し慣れてきた後、月経が再開しましたが、そういえば月経前の症状が前より少し落ち着いたかも?と感じました。
おそらく、しばらく仕事から離れていたことと、今までよりも大事に思う・意識を向ける存在が増えたことにより、エネルギーが分散したり、良いエネルギーの使われ方が出来てたのかな?と思います。
※これは私の場合です。出産、育児を期にPMSやPMDDがあらわれたり、悪化する方もいらっしゃいます。
※くすぶった余分なエネルギーがPMSやPMDDの症状を悪化させたりもするのではと思います。
※エネルギーの使われ方やストレス度合も症状に関係すると思われます。
ですが、やはり短時間といえども仕事と育児、家事とこなしていると、ストレスはどこからか発生します。
以前よりもトゲは和らいだところもありますが、まだ立派に存在していました。
漢方も、以前精神科でもらった薬(抗不安薬だったか)も効かなかったので、もう薬などは飲んでおらず、「これからの自分と家族のためにも根本から改善したい」とより強く思うようになりました。
そして、育児、家事、短時間の仕事もし、PMS・PMDDについての学びも始めました。
○学びの時
それからは本当に貪欲に調べものをしました。
ネット、本から始まり、そこから考えられることや関連すると感じたものは取り入れたり、セミナーにいったり、セッションを受けたり、実際に試して検討して独自に考察してを繰り返し、精度を上げていきました。
・Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の繰り返しでした。
このとき私は、持ち前の「直感」、「分析」、「粘り強さ」、「強い意志」、「頼れるのは自分という気持ち」、を総動員していました。この経験が、後から「自信と自分軸」の大きな一部分になりました。
※こういった性質が改善に適している、ということはなくて、どの人も自分が持つ力を信じて使うことが大事だとおもいます。
・気持ち
とにかく改善へ向けて行動していましたので、月経前の様子も、毎回後から客観的に分析する対象となり、目標が設定されたぶん以前より前向きになっていました。
・症状
学びを実行し、心身ともに、少しずつ改善がみられました。このまま右肩上がりに良くなっていく気配がありました。
トゲはまだありましたが、減ってきてる・小さくなってきた感じがありました。
一応、カバーは外に出るときはつけています。
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ここで②は終わりです。
自分の症状がPMSであり、さらにPMDDという病気を発症していると自覚して、自分と自分に出ている症状をもっと知ろうとした章でした。
長い文章を読んでくださり、ありがとうございます。よろしければ、次回もご覧いただければと思います。
次回でこのシリーズは終わりです。
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