困難は自分を信じぬく力を与えてくれた
私は(自分の感覚でですが)、人生の前半はずっと下積みのような状況下にありました。
希望を持っては打ち砕かれ、よく挫けそうになりましたし、善き心がけを持ち続けても「報われないな」と感じ、世の中の無情さが身にしみることも多々ありました。
世間や社会と合わない。私にはずっとこんな人生かと辛く思っていました。
PMDDもそんな辛さの一部分でした。
でも私は、自分の理想を諦めなかったんですね。
そこにはおそろしいくらいの地道さと、ある意味執念があったんだなと今となっては思います。
そして30代半ばくらいから、ようやく執念から開放され、自分の生きたい生き方に切り替わって行くのを感じました。
困難も、捉え方次第で“自分を信じぬいて進む力の原動力”にもなります。
私の場合は、執念や諦めない気持ちが助けになって支えてくれました。
ですが、それらの重い感情は、自分が切り替わっていくときにいつまでも持っていると、しっくりこなくなってくる。
自分の中の流れを観察して、「ありがとう、さよなら」と入れ替えていく作業も大切でした。
困難も力を引き出すには必要だったとは、後から気づきます。
その最中にいると、やっぱりなかなか難しいものですねよね。
よく聞く言葉かもしれませんが、困難は起こるべくして起こるし、全ては完璧で、無駄なことは無いんですよね。
必ず底力となって自分を助けてくれる。
これは私の場合ですが、何かヒントになれば幸いです。
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