執着があるとエネルギーを自分に100%使えなくなる
何かに執着しているときは、近視眼的になって、深く入り込み、のめり込み、全体が見えなくなっています。
PMSやPMDDの精神症状でも、なにかに執着する、気になっていることをずっと考えてしまう、なぜかこだわりが強くなって困ってしまう、ということもあるかと思います。
どうしてもこれをしなきゃいけない、という強迫観念や焦りが後押ししてきたりもします。
(根本原因はそれぞれなので、ここはカウンセリングでお一人おひとり紐解いていきます)
それをやめるには、最適な範囲ではないところに立ち入っているということに気づいて、認め、冷静で客観的な自分を呼び出します。
「はっ!いけないいけない。最適な範囲を越していた。これ以上行ったら自分も危ない」
「安全に進めるために、一旦、引いて全体をみてみよう」という感じに。
過剰な執着は、自分のエネルギーを良からぬ方向に使ってしまい、自分にも他人にも良くない事態を起こしやすくなります。
後に戻れる事だったり、他人を傷つけないことなら、気が済むまで一度とことんやってみてもいいと思います。
そして「やっぱり、変な執着はエネルギーの消耗だった。自分のためにならなかった」という思いを経験して、執着を手放していけることもあると思うので。
ですが、執着は気持ちを重たくし、視野を狭め、本来持っているエネルギーを執着対象につかってしまうので、大事な自分のために役立てることができなくなってしまいます。
これはもったいないことです。
執着を持っていると感じたら、自分と向き合う時。
そうして、何がひっかかっているのかを知って、手放していくことをお勧めします。
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